内地の軍用地主

はいさい!このブログは将来(9年以内)の沖縄に戻りたくて年金代わりに購入した軍用地の話と、内地から見た沖縄のこと、投資、借金返済などについて語ろうと思います。 また、それだけだと書くことが無くなりそうなので、それ以外に時事・生活と仕事ネタなどを書いていこうと思います。

軍用地初心者向け投資

本当の「利回り」について

ハイサイ、かっちんあまわりです。

「利回り」という定義

実はとても曖昧だったります。

不動産販売業者が使う、「利回り」は表面利回りです。

以前の記事で
I≒表面利回りで紹介していましたが、

実際には異なります。

表面利回り=不動産収入 ÷ 物件価格 x 100

のことでしたが、不動産投資家は表面利回りだけで物件を選んでいいでしょうか?

それでは足りません、
収益不動産の真の実力は「FCR」まで落とて判断します。

FCRとは、(Free & Clearly Return)を言います。

その不動産が持つ収益力、もっとシンプルに言えば、その不動産の真の実力を測定する指標です。

FCR = 家賃収入 ÷ 本当の物件価格「物件本体+諸費用」×100

FCRの場合は、分母に購入の諸費用まで含んだ総投資額としているので、より厳しい(正確な)利回りが得られます。

諸経費とは、何かというと
不動産取引にかかわる経費の総称で
具体的には
税金(不動産取得税+印紙税)、
登記費用(司法書士への手数料を含む)、
不動産手数料等を指します。
さらに細かな事を言えば提出書類(住民票等)を取得にかかる費用や、交通費まで入れます。


不動産の取引(軍用地を含む)の場合、

「取引態様」を広告情報に載せる義務があります。

軍用地が倍率だけで判断すると、
初心者は「取引態様」を見落とす可能性が
あるので注意してください。
ここが「売主」か「仲介」かを確認します。

もし「仲介」であれば、不動産仲介手数料が発生しますが、
もし「売り主」であれば、不動産仲介手数料が発生しません。

FCRを使って物件を比較すると、この「取引態様」の違いも関係なくなります。同じ基準で比較できます。


E=I/Rの’R’は、

FCRに読み替えることが可能です。

そうすることで、’R’は正確になり、結果として’V’はより正確になり、

不動産収益物件の目利き力は向上します。

追記:

本来、不動産業者はFCRでやり取りして欲しいと思う。


でも、おそらく「FCR」は不動産業界で浸透しないかは明白です。

FCRは必ず

「表面利回り」 > 「FCR」

の関係になります。

例えば表面利回りが8%と表記された物が

FCRで計算すると6,5%となる場合
があります。

どちらの数字を不動産広告に載せたいでしょうか?

不動産業者は買主側が数値が大きい方を好む事を知っています。
だからFCRは浸透しないのです。

でも、もし仮に不動産投資を業者に進められた場合、
一言、その業者にそれFCRでは幾つ?その建物の周辺相場のFCRは?
と質問して下さい。

売るだけ考える不動産屋は、
FCRって単語自体知りませんので、回答(返事)は出来ないと思います。

返事ができない業者から買う場合、自分でFCRまで落とさないと、勧められた物件の本当の実力はわかりません。

(まぁそんな不動産物件は投資対象になる実力が無い場合が多いですけどね。)
不動案投資


不動産収入もホントは、ネット収入(NOI)とかもっと細かく把握しないといけないですが

今は、同じ意味として理解しておいていいです。

今後、キャッシュフローツリー導き方の記事を紹介する予定なので、そこで完全版として紹介します。


タグ :FCR

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